私的大空祐飛考1
ジュエボに遊びに来てくれる人が、賛成してくれるかどうかはともかくとして
大空祐飛は、いい!すっごく、いい!
例え、永遠の三番手と言われようと、キャリアの
割には何も出来ないと言われようと、歌もダンスも
今ひとつと言われようと、ユウヒ君いいです〜
(あれ?もしかしたら、こんなこと一つも言われていない?
自虐的愛し方なの。許して〜)。
舞台で見せるあの下からはい上がってきたぞ〜という
下卑た雰囲気に、めちゃくちゃそそられているんですが。
ところで、なぜ私はこんなに突然、大空祐飛様(おい、いきなり様か!)に墜ちてしまったのでしょうか?
みんなに聞かれます。「いつから好きになったの?」「どこが好きなの?」
好きになるのに、時間も理由もいらないのさ!好きだから、好きなんだ!と
言い切るには私は、ちょっと歳を食い過ぎているな〜。
と言うわけで、以下で延々釈明します(まあ、理屈ではないんですがね。笑)。
はい、確かに私はユウヒ墜ちする前からユウヒ君見ていました。
姉妹校の後輩ということもあり親近感はずっとあったし、美形!スタイルいい!好きな顔だち!
でも、月の中では、一番好きかな?程度でした。少なくとも、「飛鳥夕映え」以前は。
ユウヒ君は、私にとってお目当てではなく、気が付くと「あれ?なんだか。すっごく気になる」という
役者さんの一人に過ぎなかったな。
それが、それが!なぜ、こんなことになったのか?
昨年の9月「飛鳥夕映え」のユウヒ鎌足での、急勾配転落のユウヒ墜ち(「蒲田行進曲)階段落ちのようだ)!あのユウヒ鎌足を見た衝撃はちょっと忘れられない…。
麻呂や軽皇子に「歌えよ」と言われて「すんどこずんどこ」と
すっごく厭そうに歌うユウヒ鎌足。それが、すっごい卑屈。
あんな卑屈な感じを出せるジェンヌさんって他にいるか?
この時点で、私にとって「大空祐飛 卑屈な男を演らせたらヅカ一!」に決定!
思い返してみると、太陽皇子の弟フィリップ皇子の蚊トンボ君だってひねくれているという点では
負けていないし、シニョールドンファンのヤクザなマネージャーだっていかにも這い上がってきたぞ〜って感じだし(ご本人は、お嬢様だと思うのですが、どうしてこんなに成り上がりって感じのやさぐれた雰囲気が出せるんでしょうかね)。あ〜、こういう雰囲気大好き。
で、燕尾を着せてタンゴを踊らせれば、退廃的雰囲気とやるせなさがぴかいち
屈折美形が大好きな私が、好きにならないでいか!
しかし、それでも本当に不思議。確かに、屈折した役柄、影のある役柄は昔から得意だったんでしょうが、ここまでの色気と舞台から発せられるオーラを私は「飛鳥」以前のユウヒ君には感じていなかったんですから。う〜ん、芝居がしっかり地について、舞台の前に一歩でてきた、という感じでしょうか?
それまでのユウヒちゃんは、どこか舞台に埋没している感がありました。今ひとつ、前に出てこない、よく見ると上手いししっかり作っている、すっごく色気もある、でもそれは良く見ればで、人の目に飛び込んで来るという種類ではなかったな(少なくとも私にとっては。もちろん、昔からのファンの方は、ユウヒちゃんの魅力を最初から全部わかっていたのでしょうが)。
それが、「飛鳥」では熱いオーラがじっとりとにじみでて、目を引かざるを得ない舞台人に変貌していたんです。彼女の対談やインタビュー記事を読むと「ジャワの踊り子」が転機だったようですね。
「『(ハジ・タムロンンの役)で耐える芝居』を知ってから、芝居が面白くなったという」文を読んで、なるほど、なるほど〜そんなものかな、人が変わるときは、と思ったものです。
今まで蓄積していたものが、一度に発露する時期というのはあるのでしょうね。
繊細さ、重厚感、卑屈さ、そそる色気、危うさ、儚さ、どれも彼女の性格や今までの経験からにじみ出ているものだろうな。役作りの軌跡が、これほど見える舞台人は私にとってそれほど多くなくて、これが
もう耐えられないほど魅力的!もっと、色んな役を見たい、もっと色んな光をあててみたい、と
身悶えさせられる人なんです。う〜ん、こんな時期の大空祐飛さんに逢えて良かった!
そして、これがThe Last Party 顛末記に続く〜、とな(笑)。
2005.2.4




